求道庵通信今月号 (第340号)
*往生と浄土について-(1)
★浄土真宗の教えで「往生」と「浄土」は切り離すことのできない関係であり、教えの三本柱の一つに「往生浄土」があります。(三本柱:往生浄土・他力本願・悪人正機)
そして、「往生」と「浄土」をつなげた「往生浄土」ですが、一般的に「往生」は阿弥陀仏の浄土に生まれることであり、「浄土」は阿弥陀仏の西方極楽世界と理解している人が多いのが現実でしょう。
それほどに過去からの阿弥陀仏信仰が盛んであったという証拠でもあります。
日本においては平安時代から鎌倉時代にかけて、貴族から武士そして平民にいたるまで、自らの往生浄土を願い往生浄土教の信仰に帰依する人が大変な勢いで増えてきました。