お盆・盂蘭盆会 (おぼん・うらぼんえ)
最初の意味は、死者が逆さ吊りにされるような大変な苦しみを受けているのを、
仏・法・僧の三宝に供養して、その苦から救うことでした。
これは『盂蘭盆会経』に説かれる、お釈迦様の高弟のひとり目連尊者の亡母が、
餓鬼道に堕ちて苦しんでいるのを、三宝に供養して救ったという伝説によるものです。
それが変化して先祖を供養する行事となってきました。
現在では7月または8月の13日から16日に行われる毎夏恒例の仏事となっています。
浄土真宗においてはお盆という仏事を通して、阿弥陀仏のご恩を感謝し、本願念仏の教えに
逢わせて頂く機会とすることが大切なことす。
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